2011年12月19日月曜日

演出家のためのワークショップ

この15日から4日間WSに参加した

今回は 主に演出家のためのWSだったのだが
それでも参加して良かったと思う点の一つが
演出家の問題点が公の場で明らかにされたということ
中国から来た演出家のウーさんが考える良い演出家というのは
役者一人一人の個性・特徴を表現にどのように生かすか
彼らの持つ魅力を最大限に生かして作品を創り上げるにはどうしたら良いか
それを考えられる人

反して悪い演出家といのは
自分がいかに頭がいいかと言うことばかり強調して
悪いことは役者や照明やら他人のせいにする人

ああ 思い当たる人が何人かいるな

演出家は作品の目的や主題を表現者である役者と徹底的に話し合いコンセンサスを取ることが最も大事

役者が演出家の指示に対して
何も意見しないでただ黙って従うのは
演出家に対して
とてもとても失礼なこと


稽古場で演出家との間にトラブルがあった時
場合によっては演出家の問題かもしれないということ

ただ怒鳴ったり喚き散らしたりするだけの演出家は多い

役者が疑問に思ったり、自分の考えを言おうとしても、「いいからやれ」とハナから聞く耳を持たない演出家もいる
残念だ
演出家、役者、スタッフは仇ではなく
一緒に良い作品を作るための同志なのに
役者のキモチをないがしろにする演出家は良い作品は作れない
逆もしかり
私達俳優も演出家を信じて一緒に良いものを作り上げたいと同じ目標に向かわなければ良い作品は作れない

最後に「演出家というのは孤独な作業だから」という意見があった
気持ちはよくわかるが
舞台は脚本家、演出家、役者、スタッフ、そして観客の総力で作り上げるものだ

ウーさんは常にそこを強調していた
だから演出論について熱く激して語る時はあんなに厳しい顔をしているのに
役者やスタッフに向ける顔はあんなにも柔らかく優しいのだと思った

得るものの多い
とても良い週末だった

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