2011年7月29日金曜日

朗読したい?

這い上がるようにして
やっと始めた「メディア・マシーン」の朗読

始めた時からずっとこの「朗読」というカテゴリーに疑問を抱いていた

果たして私は「朗読」がやりたいのか
「朗読」が好きか?
「朗読」ってなに?
「朗読」と「演劇」の違いはなに?

答えを出せないまま
朗読の発表を二回行い
二回目にいらしてくれたある役者さんから
「台詞全部覚えてるんでしょ?どうして本離さないの?」と問われた

責められているように感じた
「お前は役者なのに、どうして演じないで朗読をしているんだ」と言われているように感じた
責めていたのはその人じゃなく
私の内部にいる私自身だった

始めた当初から朗読は少し違うように思っていた
朗読は逃げだったかもしれないとさえ思う
言葉を発語することに自信を持てないで
本を持つことで
私自身をさらけ出すことから
逃げていたのかもしれない

ただそれでもとにかく一度目は
そこに書かれている言葉を丁寧に丁寧に
発語したかったからよかったと思う

詩的な言葉
言葉の持つ力

読むだけなら
ネットで公開すればいいだろうと思った
そして今朝 6時前に目覚めてすぐに
谷崎潤一郎の「刺青」を録音した
来月中の公開を目指したい

そして「メディア・マシーン」の本は手放して演じようと決めた

ちょうど歩き始めた子どもが
母親の手を放すみたいに

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