2011年7月26日火曜日

魂の望むことをやる
というだけのことなのだ
だのに それがとても難しい

数多の雑多なことに惑わされて
見栄を張ったり 萎縮したり
そんなことを何年も何年も続けていると
自分自身の魂が本当は何を求めていたのか
まったくわからなくなってしまう

たとえばあの頃 私は死にそうに喘いでいて
沈みかけたままそれでもなお自分の力で
私自身を救う言葉に出会った
そして 自然の流れで小劇場界に入っていった
有名になりたかったわけでも
お金持ちになりたかったわけでもなく
ただ そこにある言葉を声に出して発したかった
心の奥底から
体の皮膚の細胞の一つ一つから

WSに行けば 構築力や 再現性や
テクニックのことなどなど いろいろと教わる
それは 役者という仕事をしている以上
必要な技術であるから きっと学ばねばならない

けれど 本当によい演技ができる時というものは
テクニックも何も関係なく
ただ そこにある脚本が心から好きであるということ
自分自身の体の中にある物語が
脚本によって 浮き彫りにされた時に
それは驚くほど 体がその役のままに動いてしまうのだ

私の魂が 皮膚のひとつひとつが
本当に好きだと思える作品を
死ぬまでに後いくつ見つけられるだろう

後 いくつの素敵な作品に出会えるだろう
それを思うだけで 本当にわくわくしてしまうのだ

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