2010年7月28日水曜日

緊張と弛緩

劇団を辞めた後、成り行きでダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」に入ったのですが
伊藤キムはいつも「緊張と弛緩」のことをよく言ってました
緊張と弛緩の切り替えが大事だって


私のからだは弛緩はかなり得意で
それはもうゆっるゆるなのですが、緊張がまるっきり苦手なんですね
シャープさがない
ま、それはあまり気に病んでもいないのですが

今回のワールドダンスでラストに私たちだけのシーンで5分間静止するというのがあったんです。
わ〜っと自由に踊った後、音のきっかけでピタッと止まる
毎回同じ振りで踊っているわけじゃないので、どんな姿勢で止まるかはわからない
それこそとんでもない形で止まらされると、そこから5分間 地獄の苦しみが待ってるわけです
絶対に動いちゃいけない5分間

その5分間が終了する頃に
体を突き抜けていくような音が流れて
その瞬間
私たち昇天しちゃうわけです

それからゆったりと立ったり寝たりという動きが繰り返されるのですが
5分間の静止の後なので物凄い集中力なんです
観客もなぜか目が離せない

ああ表現の本質ってこういうことかもと感じました
踊る技術なんか何もない私たちが強い集中力(緊張)と弛緩だけで観客の目を惹き付ける


何を言いたいかと言うと
この5分間の静止に近いことを次回の撮影の時に何かできないだろうかと
いや、実はこの前の1時間の長回しも同じことだったのではないかと思ったわけなのです
緊張を生み出す力が5分間の静止だったり
1時間の長回しだったり
そういうのいくつか試せないかなと

YUKI

2010年7月21日水曜日

日常も大事

ワールドダンスが終わって
また穏やかな日常が始まる
先日T氏に「日常の中に入り込んでくる異質なYUKIちゃんの存在」と評されたけれど
日常生活を選んでいるのも 異質な存在を選んでいるのもあなた自身だろうと
反論できるようになったのはそれから2週間後

さて そんな私も日常をじっくりと堪能してから
次の予定は来月始めの撮影のみ

それでもせっかく稽古を続けてきたのだから
また自主稽古でステラ・アドラーさんのワークをやってみようかなと考え中
ないものは作ればいい

もやもやと自己評価の低いまま 久しぶりにダンスのステージになど出てしまったけれど
学ぶことはとても多かったし もやもやと居心地も良かった
まるで今の気候にそっくりなうだるような蒸し暑さのような居心地だった
やっぱり視点を変えないと行き詰っていることにも気づかなかったりする

稽古場だけじゃ見つからないものとか
自分が怖くて立ち向かえないものとか

もう考えすぎて頭が沸騰中なので
とにかく手放して後は神様にお任せ 責任放棄 何とかしてください

今は撮影にだけ集中しますので 神様お許しください

2010年7月7日水曜日

稽古日誌100706

石になる 止まる
動かない 絶対に動かない
すると感情が動き出す
「止まる」という動作に
魂が激しく動き始める

汗が落ちる
涙を流す
瞬きができない
激しく感情が沸いてくる

音の洪水が激しく私の身体を
通り過ぎていく
慌ただしく

さっきまでの溢れ出す
硬直したキモチが
柔らかくほどけ
二本の腕が
勝手にフォルムを作り出す

私は前を見続ける
息もつけない

世界にはただ私だけが
取り残されている瞬間

誰にも邪魔されない

2010年7月6日火曜日

続けられること

白薔薇を頂いたオーディションは落ちました
残念ですがまた次に行く

今日の稽古もいつも通り
始まる前は吐きそうな程緊張していて
終わると良かったと思う
どう見られているかと
気にならなくなってからの時間が好き

私たちだけの出番が増えたので
俄然モチベーションは上がります

輝く未来各メンバーのソロと
伊藤キムのソロと
踊れる人たちの難しい振り付けと
輝く未来メンバー以外のシーン
素敵です

沖縄渡嘉敷島で元宝塚の女優さん(70歳!)とご一緒してて
ほんのちょっと話しただけだけど
あんな風にずっと躍りや芝居を続けていられたら
それだけでかけがえのないものと
最近気づかせていただくことが多くて
ありがたいのです
いろんなことを
毎日たくさん感じたり考えたりしています
金曜日は衣装合わせ