2010年5月30日日曜日

傷つくこと

俳優というのは心の底から傷つく仕事
とステラさんが言っていることにえらく感銘を受けた

演技クラスのコーチも観客は役者が傷ついているところを見たいんだ
とある日言っていた

一昨日のこと演技クラスの最終日に少し深刻なことになり
それからしばらく混乱状態が続いている

詳細ははしょらねばならぬが
正しさより愛が大事ってこういうことなのだなと身に染みてわかった1日

そして、権威ある人が必ずしも正しいわけじゃない
例えば伊藤キム氏は合宿で誰も否定はしなかった
だから私たちは自由に創造力を発揮できたのだ

どんなことも疑ってみることは必要だし
自分を信じることも大事
そして俳優は決して権威に屈してはいけないのです

傷はまだ痛むけれど
怯まずに自分を信じられたことは誉めたい
輝く未来のワークショップに出たことで

自分が何を信じるべきかが少しずつわかってきたみたい
信じることは大事だけれど盲信は危険

そういえば、満月だったね

2010年5月26日水曜日

公共施設で自主稽古

この日曜日から
自宅近所の公共施設で自主稽古を始めてみた
随分前から頭にはあったのだが
なぜだか やろうと思っていてなかなかできないでいたたくさんのことの一つだった
やってみると驚くほど簡単で 驚くほど効果的
なぜ今までやらなかったんだって
申請手続きも何の苦労もなくネットで仮申請して
数分で本登録できちゃったし
予約もネットでいつでもできる

この辺りは杉並区や中野区と違って
たちの悪い劇団員達に汚染されていないので(笑)
公共施設の係の人も もうめちゃくちゃ笑顔で親切
部屋が空いてないということもほとんどない
料金は2~300円

あ、しかし念のため「演劇」とは申請してません
「演劇」だと格段に使えるお部屋の種類が狭まるし
一人稽古なのでドタバタ騒ぐこともないから
「朗読の練習」とか「ヨガ」とか「ダンス」で申請してる
騒音や振動には人一倍気を使ってるから
本当のダンスの稽古する時は1Fのお部屋を使う予定

日曜日はなぜか和室を「ダンス」で申し込めて
結局台詞のお稽古をしました
一人でやると 批判されることがないので
かなり進む

いつも萎縮してしまっているんだ
他ではできることも
本番になっちゃえばできることも
レッスンだと先生に怒られるって感覚があって
どうにも自由にできなかったんだ
自分だけの稽古をしてみて やっぱりそういうことに気づく

その場がどんな状況でも
自分らしくやれるようになるのが今の課題

来月からはダンサーだ

2010年5月17日月曜日

俳優のノート

定価より高くなっていたからずっと迷っていて
けれどやっぱり必要だとやっと山崎務さんの「俳優のノート」を購入

確か一昨年に始めて図書館で文庫本を借りて読んだのが最初
これは凄い 私もこうなりたい
私もこんな風に真摯にお芝居と 演技することと向き合いたい
そう思ったし
山崎さんの言葉にはいちいち勇気付けられることがたくさんあった
一番覚えているのは「俳優は権力に屈してはいけない。決して」というもの
これは私に一番必要な言葉だった

そして昨日移動中にパラパラと開き
どこを開いて どこを読んでも やっぱり為になる
まるで美味しくて贅沢な食事を食べているみたいだと感じる
実際のリアの舞台を観ていないのが本当に悔やまれる
ビデオでもいいから観たい
舞台は生もの 観るのを逃すとその舞台は決して二度と観ることはできない

最近写メを撮っていて知ったのだが
人間が つまり私が目で見たこの視界をそのままカメラに収めることはできないのだということ
実際に見た花の色 私が見た月の輝き
それらはカメラの性能によって 魅力が失われてしまう
自分の目で体感するのと レンズを通して見る景色は別の次元のものなのだ
それはそれでもちろん好きだけれど

話がそれた「俳優のノート」
昨日はまた数ページ読んだだけで
自分も頑張らなくちゃと自主稽古のことをずっと考え
どこかに良い稽古場はないものかと考え
とにかく行動していこうと思い

そして私もいつかこういう本を出してもらえたら嬉しいなと思った
何事も真摯に好きなことだけを続けること

2010年5月16日日曜日

前略おふくろ様

先週ダメ出しされたactivityは身体が覚えるまで帰って何度も繰り返せばいい
activityのダメ出しならなんてことはない

とにかく回数をこなすことが大事だと最近になってようやく気づく
質は演技の神様が面倒見てくれる
飽きるまで
いや、飽きても徹底的に繰り返す
そう言えば伊藤キム氏も言ってたじゃないか
「基本を徹底的にやれ」って
何度も繰り返したその向こう側にあるイメージを拾うって

そうなんだよ実際
私にできることはとにかく何度も繰り返すだけ
それをはしょって小細工しようとしても浅いのよ
「必要な言葉は必要な時に出逢う」

たかしさんのところはちゃんとたかしさんの顔を思い浮かべること

2010年5月13日木曜日

やってはいけないことは何にもない

森へ行った 森へ 本当の意味で 森へ行った

5月8日~11日まで「輝く未来初夏の合宿ダンスワークショップ」に参加する為に
山梨の河口湖畔へ
久しぶりの輝く未来に今更 のこのことどんな顔していたらいいのかと
少し怖かった参加前でしたが
参加して本当に良かった

久しぶりの伊藤キム氏のワークは
私が大人になったからなのか
それとも彼がやはり経験豊富になったからか
昔よりずっとすんなりワークの内容が私の体と心に染みていった
そりゃああれから17年も経ってるんだ

3日目は全員で森に行き 目隠しして
裸足で柔らかい土に触れたり 樹の皮を剥いだり
本当の意味で 森へ行った
森とあんな風に触れ合ったのは生まれて初めてだった

少しだけ怖かった

それから4日目私はみんなに言った
「やってはいけないことは何もない」
私が今回のWSで一番学んだことがこれ

評価されることを気にしたり
見えない敵に怒られるのではないかと臆したり
失敗するのではないかと萎縮してしまったり
そういうのが一番つまんなくなってしまう

何でもしていい 誰かを傷つけたり
自分を傷つけたりしなければ
やってはいけないことは何もない

また行こう キムのワークショップ

2010年5月8日土曜日

ダメ出しの聞き方

昨日の心日庵が終わってから
いつもの中華屋で呑みながら
ダメ出しされる時にものすごくたくさん喋る人っているよねという話になった
私はこういうつもりでやった
でもこうだからこうだった
それがやたらと長い
演技してる時間よりも長い

勿論本番の稽古と違って
演技レッスンなので
自分が何を目指してやってみて
実際どうだったのかとコーチに伝えるのはとても大事です
私なんか「あの、あの、あの〜」と何も言えないままにいつもあたふたしておわってしまう

だけど言い訳はダメなのよ
言い訳したことで
やった気になっちゃうから
言い訳したい分を次に演技で表現すればいい

言うのは簡単だけどね
だからこそ言っておく


そして昨日はもう一つ
なんとなく暗闇に一筋の光明
今まで偶然にしか出来なかったことの
しっぽを つと 掴まえた ような気がした
私はいつもダメ出しを必要以上に聞きすぎる
抑えろと言われたら微動だにしないほど抑えてしまうし
他の人へのダメ出しまでいちいち拾ってしまう
良く言えば素直

昨日はたまたま他の人へのダメ出しを聞きすぎて
混乱して
溢れて
もうわからんっ!
もういいっ!
何にも聞かない
やりたいようにやる
と決めっ子

覚悟を決めて立ち向かったら
出てきた
待ちわびた
私の中に棲むちびっこいアーティストが
わんわん泣きそうになるのを思わず止めちゃったよ
まだ恐る恐るさ

という訳で
ダメ出しは言い訳せずに素直に聞きましょう
けれど丸呑みに聞きすぎるのはダメ
何事もほどほどにね